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☆主体性とは☆
2018年12月1日 土曜日 カテゴリー: 都島園
こんにちは。都島園園長の阿万です。
あっという間に一年の終わりの月を迎えました。
子どもたちは、園に飾ったクリスマスツリーの電飾を見て大喜びです。
さてさて、題名にある「主体性とは」というワード。
辞書で調べてみると、「自分の意思・判断によって自ら責任をもって行動する態度や性質。」と書かれています。
私たち保育所では、「子どもたちが自ら触ってみたい・遊んでみたい。を自らの意思をもって行動してもらうこと」だと考えています。
この「主体性」、とっても大切なんです!!
自分が意思をもって行動することで、たとえ失敗しても次成功するには・・・と考えることができ、成功すると自分でできた!という達成感から自信がつきます。
人からやらされることには自分の意思が伴わないので、失敗をすると成功を見つける前にあきらめてしまいます・・・。
どんなことを子どもたちがやりたいと感じるかを、私たち保育士は、日々考えながら提案したり促してみたりします。しかしそこからやるかやらないかを子ども自ら選択し、やると決めたらそこには主体性が生まれます。
それはたとえ0歳児であっても同じです。
今日のお部屋での一コマです。
0歳児の子どもが、何を提案しても促しても「うぇ~ん!!」と泣くばかり・・・。
午前睡もしてお昼ごはんも食べて機嫌がいいはずの時間。
どうしたのかな?なにで怒っているのかな?体調が悪いのかな?と色んなことを模索しながら試すものの全て撃沈・・・
しかし、お鼻を拭こうとティッシュを一枚とってヒラヒラと見せて手に渡すと、ピタッと泣き止んでそこから黙々とティッシュをにぎにぎ・ビリビリと楽しみ出しました。
これこそまさに主体性ですよね!!
泣いていた子どもが「楽しそう!触ってみたい!」と思って自ら手を出し、それを「これって破ったら楽しいかな?」と実践してみる。
実践してみて楽しい!と感じる事。これが乳幼児期にはとても大切だと思っています。
その後、この園児がどんな表情になったか・・・
もちろん笑顔です!!
お昼寝の時間が来るまでニコニコで遊んでいました。
ゆずのき保育園の保育理念は、「私たちは、十分な愛情と養護と主体的な遊びをもって、子どもたちの豊かに生きる力を育てます」です。
主体性を大切にしながら日々の保育を楽しんでいきたいと思います(^^♪